VSRAD早期アルツハイマー型認知症診断支援システム

VSRAD検査

MRIで早期アルツハイマー型認知症特有の内側側頭部(海馬、扁桃、嗅内野など)の萎縮の状態を専用のソフトを使用して解析し、診断支援に役立てるシステムです。

※VSRADの結果のみでアルツハイマー型認知症の診断を行うことはできません。

  • 水頭症で脳室が拡大している場合、正常に解析できないことがあります。
  • 広範囲な脳梗塞がある場合では、正常に解析できないことがあります。
  • 50歳以上の方が対象です。

VSRADとは、認知症型検査のデータ解析手段の一つとして使用する検査方法で、判断が難しいといわれる「アルツハイマー型認知症」に特徴的にみられる“内側側頭部の萎縮の程度”を検査するものです。

検査の有用性

  • 臨床上(症状、認知機能テストなど)で若年性アルツハイマーを疑う場合にMRI検査の所見も確認することにより、早期治療に結び付けることができます。
  • MRIでフォローアップを行うことにより、病気の進行度合いや治療効果などを確認することができます。
  • VSRADの結果はあくまでも診断支援ですので、これだけでアルツハイマー型認知症の診断を行うことはできません。臨床情報(症状や神経心理学的検査)と合わせて医師の総合的な診断となります。

Q&AVSRAD検査についてよくある質問

時間はどれくらいかかるの?

検査は通常の脳ドック撮影(約20分)にVSRAD用の撮影(約6分)を追加した内容になります。

結果が悪かった場合、アルツハイマー型認知症なのでしょうか?

VSRADでの診断では認知症であることを決定づけることはできません。診断では、あくまで海馬傍回の脳萎縮度合いを評価します。この結果はあくまで診断の一部となります。臨床情報(症状や神経心理学的検査)と合わせて、医師の総合的な診断となりますので、VSRADだけでアルツハイマー型認知症を判断することはできません。

どのように脳の萎縮をみるのでしょうか?

検査で撮影した頭部の画像データと、あらかじめ用意しておいた健康な状態のデータをコンピューターで照合・解析し、脳の萎縮の度合いを測ります。

VSRAD検査だけ受けられますか?

当院でのVSRAD検査は脳ドックを受けた時のオプション検査となっておりますのでVSRAD検査単独では受けることが出来ません。

若年性アルツハイマーが心配なのですが

若年性アルツハイマーとは65歳未満で発症する疾患のことです。50歳未満の方は、基本的にVSRADの診断はお断りしております。理由としては、個人差が著しいため判定の信頼性が下がるためです。通常の脳ドックなどその他の検査を受診ください。

  • 脳梗塞の存在、被験者の撮影中の体動、その他一定の理由により、解析結果が正しく表示されない場合があります。