
乳腺ドック
乳腺ドック
当院では、女性技師が対応するためリラックスして受診いただけます。
コース名 | 説明 | 料金 |
---|---|---|
乳腺ドック エコーコース (乳腺エコー) |
20代・30代の方にお勧めのコースです。 授乳中も問題なく検診が行えます。 |
7,700円(税込) |
乳腺ドック マンモグラフィコース (マンモグラフィ) |
40代以上の方にお勧めのコースです。 授乳中は検診を行うことはできません。 |
7,700円(税込) |
乳腺ドック マンモグラフィ・エコーコース (乳腺エコー+マンモグラフィ) |
40代以上の方にお勧めのコースで、 エコーとマンモグラフィーのダブルチェックができます。 |
13,200円(税込) |
欧米では乳がんのハイリスクの方に造影MRIを用いたスクリーニングが推奨されています。
乳がんのハイリスクの方とは乳がんの発症リスクが高い、通常の検診では早期発見が困難であるとされた女性のことを言います。
BRCA遺伝子変異陽性者の方やそれと同等に乳がんの家庭内での集積性の高い方で、マンモグラフィでも高濃度の乳房の方が対象になります。
具体的には、同一家計(第2度近親者)内に2人以上の乳がん患者様がいて、かつ、そのうち1人が、①若年(40歳未満)で発症、②両側の乳がん、③乳がんと卵巣がんの両方を発症、④男性乳がんの方がいる、などのリスク因子がある場合にはMRIドックをお勧めいたします。
(※日本乳がん検診学会ガイドラインより抜粋)
New Guidelines from the American Cancer Society(ACS) CA Cancer J Clin 57:75~89 2007
対象:1年以内にX線マンモグラフィ検査の受診がない方
料金
55,000円(税込)
検査内容
マンモグラフィ検査+エコー検査+乳房MRI検査
対象:1年以内にX線マンモグラフィ検査の受診がある方
料金
49,500円(税込)
検査内容
エコー検査+乳房MRI検査
料金
44,000円(税込)
検査内容
乳房MRI検査
乳房MRIドックは①事前診察、②検査、③結果報告の3回ご来院していただく必要がございます。
金属が入っている、もしくは金属が入っているか判断できない場合は当院が準備したマスク(1枚20円)をご購入していただく必要がございますので予めご了承ください。
コース名 | 説明 | 料金 |
---|---|---|
シンプルコース (20・30代向け) |
乳腺エコー+経膣エコー+子宮頸がん検診 所要時間:約90分 |
15,000円(税込) |
スタンダードコース (40代以上向け) |
乳腺エコー・マンモグラフィ+経膣エコー+子宮頸がん・体がん検診 所要時間:約120分 |
27,000円(税込) |
結婚を控えている女性を対象にした婦人科ドックです。問診・子宮がん検診・子宮や卵巣の超音波検査・クラミジア・風疹・麻疹・貧血検査を行い、妊娠や分娩に影響を与える要因をあらかじめチェックします。
基本
(問診、子宮がん検診、超音波(子宮・卵巣)、クラミジア、風疹、麻疹、貧血検査)
19,800円(税込)
新都心むさしのクリニックでは、子宮頸がん検診と、子宮体がん検診を行っております。現在では、子宮頚がんと子宮体がんは早期発見・早期治療により、かなり高い治癒率が得られるようになりましたので、定期的な検診で早期発見することが大切です。
子宮頸がん検診+経腟エコー+問診
7,700円(税込)
所要時間は30分程度です。
結果は3週間後のご郵送となります。
当院では、性交未経験の方の子宮がん検診は行っておりません。ご了承ください。
子宮体がん検診+経腟エコー+問診
8,800円(税込)
所要時間は30分程度です。
結果は3週間後のご郵送となります。
腹部(経膣)エコー
腹部(経膣)エコー+問診
腹部(経膣)エコー+問診
5,500円(税込)
所要時間は30分程度です。
子宮頸がん検診+子宮体がん検診
子宮頸がん検診+子宮体がん検診+経腟エコー+問診
子宮頸がん検診+子宮体がん検診+経腟エコー+問診
15,000円(税込)
所要時間は1時間程度です。
結果は3週間後のご郵送となります。
「HPV検査」は、細胞診(子宮頸がん検診)と同様に採取した細胞が、子宮頸がんの原因であるウイルスに感染しているかどうかがわかります。ウイルスに感染しているかは細胞診(子宮頸がん検診)ではわかりません。
このウイルスは多くの人は免疫力で1~2年以内に消滅します。ところが約10%の人はウイルスを排除できず、感染が持続してしまうことがあります。感染が持続すると5~10年という長い年月を経て子宮がんへと進行していく可能性があります。 検査の方法は、細胞診と同様の検査となります。
HPV検査
5,500円(税込)
所要時間は30分程度です。
結果は約10日後のご郵送となります。
細菌培養同定+梅毒+HIV+淋菌
+クラミジア+肝炎ウイルスBC
16,500円(税込)
子宮頸がんとは
子宮にできるがんには子宮頸がんと子宮体がんの2種類があります。付近にできるがんを「子宮頸がん」、子宮の奥の胎児が育つ場所にできるがんのことを「子宮体がん」といいます。子宮がんの内訳としては子宮頸がんが7割を占めており、日本でも多くの人が発症し、女性特有のがんとしては第二位の発症率となります。
原因と予防方法
この子宮頸がんの原因の約9割以上がヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって起こることが明らかになってきています。HPVは性交渉により感染するウイルスで、性交渉経験がある女性であれば8割が感染するといわれていますが、そのほとんどが自己免疫力などで回復します。しかし0.1%程度の割合でがん化するといわれています。
予防方法は子宮頸がんワクチンの接種により可能です。当院では、このウイルスを予防するワクチンとしてシルガード®︎9を使用しています。シルガード®︎9は日本で製造販売承認がされたワクチンで、他の子宮頸がんワクチンよりも多くのウイルスの型に効果を発揮します。(HPV 6,11,16,18,31,33,45,52,58 型)
接種年齢
当院では15歳になられている方が対象です。未成年者は保護者の方の同伴が必要です。
接種方法とスケジュール
筋肉注射を3回接種します。通常2回目は初回接種から2カ月後、3回目は初回接種から6カ月後です。※何らかの理由で通常のスケジュールでうてない方は、2回目を1回目から最低1カ月以上、3回目は2回目から最低3カ月以上あけて接種してください。
注意事項
新型コロナワクチンの接種日から2週間の間隔が空いていれば接種可能です。
リスクと副作用
他のワクチンと比べて起こりやすい副作用などはありません。軽度な副反応としては、接種したところの痛み・腫れ発赤があげられます。重度の副反応としては、過敏症反応(アナフィラキシー、気管支痙攣、蕁麻疹等)、ギラン・バレー症候群、血小板減少性紫斑病、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)が挙げられています。しかし、これらの副反応は、発生数そのものが少なく、発生頻度も不明です。
シルガード9
(1回)
35,200円(税込・診察料込)
シルガード9
(3回接種セット)
99,000円(税込・診察料込)
初回会計時に全額支払いをお願いします。
保冷ワクチンのためメーカーへの返品ができないので、ご予約後のキャンセルはお受けしておりません。
ワクチン接種は可能です。ただし、ガーダシル®およびシルガード®9はすでに感染しているHPVを排除したり、すでに生じているHPV疾患の進行予防効果は期待できません。一方で症状を悪化させたり、がん化を促進させるという見解はありません。”日本産科婦人科学会 日本産婦人科医会 編集・監督 産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編 2020:48.承認時評価資料 国際共同試験(V503-001試験)(社内資料)”
細胞診異常、HPV陽性、尖圭コンジローマが確認された場合、すでにHPVのいずれかに感染している可能性があるものの、ガーダシル®およびシルガード®9に含まれるHPV型すべてに感染している可能性は低いと考えられます。そのため、ガーダシル®およびシルガード®9を接種することで、感染していないHPV型による疾患の発症を予防することができます。
ガーダシル®およびシルガード®9は3回の接種を完了することで、HPV感染を防ぐために必要な免疫が得られることがわかっています。1~2回の接種では十分な免疫を得られずに予防効果が得られない可能性がありますので、確実に3回の接種を完了するように指導してください。
標準スケジュールは初回接種の後、2カ月後、6カ月後ですが、各回の接種間隔がのびた場合でも最初から接種し直す必要はありません。残りの回数を接種してください。また、各回の接種間隔が短くなる場合は、2回目の接種は初回接種から少なくとも1カ月以上、3回目接種は2回目接種から少なくとも3カ月以上間隔を置いて接種してください。
ガーダシル®およびシルガード®9の妊婦への接種は安全性が確立しておらず、推奨されません。そのため、2回目、3回目を接種する前に妊娠が判明した場合は出産後まで接種を延期してください。
この場合も最初から接種をやり直す必要はありません。
<参考>
ガーダシル®の臨床試験において、出産後に残りの接種を延期した場合でも、3回目投与後のHPV6/11/16/18型に対する免疫応答は、通常の初回接種、2カ月後、6カ月後の接種を受けた女性と同様でした(ガーダシル®の臨床試験では、出産後少なくとも2週間経過後に、次の接種を行っています。)
他のHPVワクチンとの互換性に関する安全性・免疫原性・有効性の臨床効果を評価した報告はありません。可能な限り、同じ種類のワクチンを3回接種することをお勧めします。
接種不適当者には該当しないため、接種は可能です。また、ガーダシル®接種完了後、シルガード®9を接種した場合の免疫原性、安全性データは報告されています1)。ただし、海外のガイドライン2、3)では、接種完了者にシルガード®9を追加接種することは推奨されていません。
なお、シルガード®9については、男性への接種に対する適応はありません。(2020年12月現在)。
1)Garland SM et al.Vaccine.2015;33:6855-6864.
【利益相反】本研究はMSD社の資金により行われた。著者にMSD社の社員が含まれる。著者に他の研究助成、講演料、資金提供を受領した者が含まれる。
2)Human papillomavirus vaccines:WHO position paper,May 2017.WHO Weekly epidemiological record No19,2017.92.241-268.
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/255353/1WER9219.pdf?ua=1(Accessed Dec/3.2020)
3)Meites E et al.MMWR Mord Mortal Wkly Rep.2016;65:1405-1408.
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